花見や海辺でゴクリ…味軽やか「生搾りレモンビール」復活 静岡 - 毎日新聞 - 毎日新聞

売り出し始めた生搾りレモンビールと生搾りレモンラーメンを前にする山田隼平醸造長（左）と高梨哲宏店主＝静岡県三島市北田町のラーメンやんぐで、2022年4月5日午後2時5分、石川宏撮影

　静岡県三島市北田町の「ラーメンやんぐ」と伊豆の国市中の「反射炉ビヤ」が協力し、クラフトビール「生搾りレモンビール」の売り出しを始めた。レモン1個分の果汁を搾り入れたラーメンやんぐの人気メニュー「生搾りレモンラーメン」に着目し、ラーメン同様に西浦産レモンを搾り入れたビールだ。

　生搾りレモンビールは2020年にも造ったが、150リットルが1週間足らずで完売した。「もう一度飲みたい」との声に応え、今回は大幅に醸造量を増やし1000リットルとし、レモン15キロを搾り入れた。原料のホップを変えることで、レモンの香りや風味をより引き出す工夫もした。

　ラーメンやんぐの高梨哲宏店主（36）は「クラフトビールとしては軽やか。花見や海辺で立って飲むのが似合うビール」と話し、反射炉ビヤの山田隼平醸造長（29）は「生搾りレモンラーメンと一緒にぜひ楽しんで」と話す。ラーメンやんぐで330ミリリットル800円で提供する他、反射炉ビヤのオンラインショップで扱う。問い合わせは反射炉ビヤ（055・949・1208）。【石川宏】

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