広々とした空の下、生い茂る緑の中で巣箱でミツバチを育てて、ビールの原料のホップを栽培――。そんな「緑のオアシス」が、京都市のど真ん中にある。
世話役は市民ボランティア
キウイやブドウの葉やつるが伸びる一角で、羽音を響かせて飛び回る10匹ほどのニホンミツバチ。西村勇さん(74)は、目の前の巣箱へ数匹が入っていくのを見つめ、笑顔になった。
「おお、脚に花粉がついとる。ええこっちゃ」
花粉は幼虫のえさになる。多く運んでくれば、それだけ子育てが進んでいるということ。周辺に草花が多い証拠でもあるという。
そう話す西村さんは、養蜂に取り組む市民グループ「京(みやこ)・みつばちの会」(約20人)の事務局長だ。
すぐ近くでは、プランターな…
区役所屋上に街中農園、養蜂や果物栽培 キウイやレモンなど130種:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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