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Tuesday, October 4, 2022

北九州産レモンと蜂蜜で新名物「LEMONTE」 美味しさの秘密は“気候”と“都市型ミツバチ” 福岡県|ヨテミラ! - Television Nishinippon Corporation

北九州市で新たに生まれた名物が話題を呼んでいます。

シュワっとはじける泡。

グラスに注がれているのは北九州レモンサイダー「LEMONTE(レモンテ)」です。

実はこちら、北九州産のレモンと蜂蜜を使って作られたもので、今年7月から販売を開始し売り上げを伸ばしています。

向かったのは北九州市八幡西区にあるレモン畑。

収穫にはまだ少し早い状況の初々しい緑色のレモン。

これから徐々に黄色に変わっていくといいます。

◆レモン農家 木原幹雄さん
「なるべく化学肥料を使わない自然栽培という感じでやっています。北九州市は山があって海がある。それで瀬戸内地方に似ているということを聞いたんです」

実は北九州市は、国内最大のレモンの生産地である瀬戸内地方に気候が似ていて、レモンの栽培に適しているんです。

潮風を受けて風味豊かに育ったレモンの収穫は10月から始まります。

続いて訪れたのは、北九州産の蜂蜜が作られているという養蜂場。

その場所は…

◆リポーター
「こんなところに蜂がいるんですね」

蜂蜜が作られているのは、JR小倉駅前にある商業施設「セントシティ」の屋上です。

◆小倉みつばちプロジェクト 小松良明さん
「都心の中のビルの屋上で養蜂をしている。特に北九州市は環境未来都市で、『環境に優しいからここでハチが育った』、そういう実証です」

近年、都市でミツバチを飼育する「都市養蜂」が全国100カ所以上に広がっています。

こちらで飼育されているミツバチの数は約3万匹。

ミツバチは小倉城や勝山公園など半径3キロ以内の花々から蜜を集めているといいます。

◆リポーター
「んー!あまーい!」

天然100%の深みのあるハチミツ、糖度は80度以上です。

こちらの養蜂場では、年間約100キロの蜂蜜が採取されます。

北九州市が生んだレモンとハチミツをふんだんに使用したレモンサイダーは、養蜂場がある商業施設「セントシティ」で販売されています。

気になるその味はー。

◆リポーター
「甘酸っぱくてさわやかですね。すっぱさよりも甘みの方が強く感じられます」

◆小倉みつばちプロジェクト 小松良明さん
「レモンの品種も、すっぱさよりまろやかな感じの国産のレモンを使っております。北九州にこんな素晴らしいレモンがあるということを伝えていきたい」

添加物や保存料は一切使用していない北九州産のレモンサイダーは、1本税込み400円。

北九州市内の土産店やインターネットでの販売も行っています。

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