高校生が農家や和ろうそくの事業者とタッグを組み、これまで廃棄されていたレモンの皮を使った新商品「レモドル」を開発しました。
ゆらめく明かりと、ほのかなレモンの香りが、日常のけん騒を忘れさせてくれそうです。
南島原でとれたレモンが使われたキャンドル「レモドル」です。
考えたのは県立島原高校の生徒たちです。
「加工品を製造するときにレモンの皮が廃棄されていることが課題にあげられた。皮を和ろうそくの着色に活用することで、SDGsに最大限配慮した商品」
13日、共同で開発した南島原市のレモン農家や和ろうそくの事業者を高校に招き、発表会を開きました。
本多木蝋工業所 本多 美佐 さん 「かんきつ類は乾かすと茶色になるので、黄色にするのは難しかった。色々と試行錯誤をしながら何とか黄色にすることができた」
試行錯誤の末、レモンの皮をパウダー状にし、それを加えた「白蝋」をコーティングすることで、レモンの色と香りを生かしながら燃焼時間が長い和ろうそくが完成しました。
レモン農家 馬場 一 さん 「うれしいですね、生産者として。びっくりしますね、色々なことを考えてくれるので。成長する姿に感心させられる」
島原高校 開発メンバー 「やすらぎを与えたい。たくさんの人に知ってもらって、和ろうそくの文化を知ってもらいたい」
新商品「レモドル」は14日から島原城などで販売されています。
南島原産のレモンを活用したキャンドルを開発 高校生が農家などとタッグ|FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン
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