伊豆の国市中の醸造所「反射炉ビヤ」と三島市北田町の「ラーメンやんぐ」が共同開発した「生搾りレモンビール」がこのほど、原材料の一部とデザインをリニューアルした。山田隼平醸造長(30)は「果実味が感じられるフレッシュ感を味わってほしい」とアピールする。
原材料に使われているレモンは高梨哲宏店主(37)の義理の祖父青木敬一さんが生産した沼津市西浦産のレモンを使用し、すっきりとした味わいになった。ラベルはビール瓶を覆う全面のシールになり、瓶を並べるとレモン畑のように見える。醸造量は、開発した2020年は150リットル、その2年後には千リットルだったが、今回は2千リットルまで増量した。
同ビールはコロナ禍の20年、高梨店主がSNSを通じて今後の店の方向性などを募っていたところ、常連の山田醸造長がコラボ商品の発売を提案した。レモン1個分の果汁を使う看板商品「生搾りレモンラーメン」に合うビールにテーマを決め、仕込みを始めた。
山田醸造長は「味わってくれた方々のおかげで地域に根付いた商品を成長させることができた」、高梨店主は「ビールが苦手と感じる方にも喜んで飲んでもらえると思う」と話した。
「ラーメンやんぐ」では330ミリリットル入りボトルを1本740円で提供している。ワイン専門店「Luca Wine(ルカワイン)」(三島市)やネットでも販売している。今後クラフトビールを飲める全国の飲食店などでも扱う予定。
レモンビールリニューアル 醸造所×ラーメン店、苦手な人もゴクゴク!|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞
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