下松飲食業協同組合加盟店で提供始まる
山口県下松市の下松飲食業協同組合(青山健一郎理事長、116人)は笠戸島産のレモンを使った「笠戸島レモンリキュール」を開発し、国民宿舎大城など組合加盟店で提供する。23日には青山理事長(43)らが市役所を訪ねて、国井益雄市長に完成を報告した。
レモンを生産したのは、笠戸島特産品開発グループ(守田秀昭代表)で、このたびは720ミリリットル瓶を300本製造した。当面は市販せず、組合加盟店に1本1,600円で卸す。同グループは12年前から島内の休耕地でレモン栽培に取り組んでおり、そのレモンを使ってレモンサイダーやレモンエールなどを同組合が開発してきた。
今回の笠戸島レモンリキュールはアルコール20度と高めで、果汁は20%。着色料、香料、酸味料、保存料は添加せず、周南市久米の㈱山縣本店(山縣俊郎社長)が醸造した。
試飲した国井市長はまずロックで飲み「割らない方がいい。ロックでいけるね」と上機嫌で「街の活性化につながるように期待しています」と話した。
青山理事長は「たくさんの人に長く愛されるものにしたい」▽守田代表は「島の活性化に弾みがつく。おいしいレモンの栽培に力を入れていく」▽㈱山縣本店の広報担当の山縣美佐子さんは「素材の味が引き立つリキュールになった。ぜひ味わってほしい」と期待を込めていた。
【下松市】潮風と太陽の風味たっぷり 「笠戸島レモンリキュール」完成 - 日刊新周南
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