17日午前10時15分ごろ、大阪市天王寺区の天王寺動物園で、チンパンジー1匹がおりから逃走した。園によると、捕獲しようとした男性獣医師(42)がかまれて顔に軽傷を負った。園内の木の上にいたチンパンジーを園側が麻酔銃で撃ち、約3時間後の午後1時半ごろ捕獲。入園者を全員避難させ、臨時休園とした。
チンパンジーは雌で19歳の「レモン」。園内は一部リニューアル工事中で、レモンは仮の飼育舎にいた。通路と寝室の間に約20センチの隙間があり、そこから逃げたとみられる。麻酔銃は14発撃ち、うち数発が命中した。木から落ちたところを捕獲、収容された。
記者会見した向井猛園長は「予想できなかった。ご心配とご迷惑をおかけした」と謝罪した。
園前では多くの来園者らに向けて「本日緊急事態のため、終日閉園となりました」とアナウンスされた。孫(1)と訪れた大阪府松原市の自営業山下秀明さん(53)は「早く捕獲されて一安心。また近々訪れたい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
ホームページによると、園は現在の天王寺区に1915年に開園した。(共同)
天王寺動物園で逃走のチンパンジー「レモン」捕獲 仮の飼育舎の隙間から逃走か - ニッカンスポーツ
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