中京に舞台を移して今年で10年目となる「第24回チャンピオンズC」(G1・12月3日・ダート1800メートル)でレモンポップが史上4頭目となる同一年JRAダートG1完全制覇を目指す。前哨戦の南部杯で2着以下を2秒ぶっちぎったように勢い、出来は最高。馬体面の成長もうかがえ、目下の充実ぶりなら初体験の1800メートルも難なく乗り越えてしまいそうだ。
新たなるチャレンジの始まりだ。2月のフェブラリーSを勝ち、今年のJRAダートGⅠ完全制覇を狙うレモンポップ。前走の南部杯は2着のイグナイターに2秒もの差を付けて勝つのだから地力、スピードは断然。ただ、今回は一つ高い壁が立ちはだかる。
新たなるチャレンジの始まりだ。2月のフェブラリーSを勝ち、今年のJRAダートGⅠ完全制覇を狙うレモンポップ。前走の南部杯は2着のイグナイターに2秒もの差を付けて勝つのだから地力、スピードは断然。ただ、今回は一つ高い壁が立ちはだかる。
デビューから主戦場はダート7F戦。マイル戦はデビュー2戦目のカトレア賞で経験したが、実質的には昨年11月の東京中日スポーツ杯武蔵野S2着からと言っていい。今回はさらに1F延びて未経験の1800メートル。田中博調教師は「どんなレースになるのか。かなりのチャレンジ」と手探りなことを強調する。
課題克服に向け、少なくとも状態に関しては万全の態勢を敷く構え。1週前の23日は美浦Wで長めから追われ、6F81秒2―37秒9―11秒7をマーク。併せたセブンデイズ(5歳障害オープン)を完全に子供扱いした。「日ごろから長めを追うだけでなく、いろいろ取り組んできた」と田中博師。当初は体形のバランスの悪さがネックとされ「そのバランスとは前後の問題で1800メートルを走るには心配な材料。ただ、夏を越して、お尻が高かったのが、キ甲が抜けて前が立派になり、前後のバランスが取れてはきている」と成長度をアピール。
圧勝した前走の南部杯には「距離はやはり不安で半信半疑で見ていましたが、驚きしかなかった」と笑みを浮かべる。抜群のレースセンスと、持ったままでライバルを置き去りにするスピード。そこに馬体面の成長で一段とパワーが備わったとなれば1Fの距離延長もあっさり乗り越えて不思議ない。
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