キリンビールはこのほど、「キリン氷結無糖レモン」シリーズの2021年の年間販売数量が年初計画の約2倍となる1020万箱(250ml×24本換算)を達成したと発表した。
「甘さはいらないが果実感は欲しい」「食事と一緒に楽しみたい」「自分の体を気遣いたい」というニーズを捉えた「氷結無糖レモン」シリーズは、「甘くなくレモンの果実味が引き立つ爽快なおいしさ」「無糖」という価値で支持を獲得し、過去10年間で発売したキリンRTD商品において最速で2億本を突破した。
RTDとは、Ready To Drinkの略で、ふたを開けてすぐにそのまま飲める缶チューハイや缶サワーを指す。また、2021年8月に年初計画466万箱の約2倍となる880万箱に上方修正した年間販売目標を11月末に達成し、年間販売数量は、1020万ケースで着地した。
キリンビールマーケティング本部マーケティング部の鈴木郁真RTDカテゴリー戦略担当カテゴリーマネージャーは、「ビール類ユーザーがRTDに流入することで、RTD市場は2022年内にビール類最大のボリュームである新ジャンルカテゴリーを超える見込みとなり、酒類市場に大きな変化が起きている。もともと最大ボリュームであるレモン系フレーバーが増加しており、2021年は構成比で49%とカテゴリーの半分を占めるまで成長した」と市場を解説した。
「氷結無糖レモン」の更なる成長に向けて、シリーズならではの「澄み切った果実感のある爽快なおいしさ」と「飲みごたえ」を両立させたアルコール分9%の「氷結無糖レモンALC.9%」を2月1日に発売する。2022年は、既存のALC.7%、ALC.4%とあわせて、3商品合計で約1200万箱の販売を目指す。
キリンビールが実施した調査によると、ビール類ユーザーがRTDに期待していることとして「甘くない味わい」や「果実感を楽しめること」に加え、「食事に合う味わい」への期待が一層高まっていることが分かっている。また、長引くコロナ禍の生活により在宅時間が増え、普段の生活で自分の心と体をケアしたいというニーズも高まっているという。
キリンビール/2021年「氷結無糖レモン」年初計画2倍の1020万箱達成 - 流通ニュース
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