ナガレモンイワナはイワナSlvelinus leucomaenisの特殊斑紋個体のことを指す名称です。通常イワナは体側にパーマークと呼ばれる斑紋がありますが、ナガレモンイワナではその名の通り斑紋が流れたような縞模様を呈します。他地域でも、ごく稀に流れ紋の個体が生じることがありますが、独立した集団として流れ紋が維持されているのは滋賀県北東部の一部の河川のみです。なぜこのような集団が生まれたのか詳しいことはまだわかっていません。
滋賀県北東部のナガレモンイワナは、生息地がきわめて限られ、生息数も減少していたことから、2013年より生息地が禁漁区となり、厳重に保護されています。今回展示する個体は、滋賀県水産試験場(醒井養鱒場)で研究用に飼育されている個体を分譲してもらったものです。
よみがえってほしい、守りたい淡水魚の一つです。
ナガレモンイワナ(イワナ特殊斑紋集団)の常設展示を 日本で初めて開始します!|滋賀県ホームページ - 滋賀県
Read More
No comments:
Post a Comment