小学校栄養士の松丸奨です。今日は、人気の沖縄料理アレンジレシピ「ゴーヤとレモンのソーキうどん」のご紹介です。
沖縄には食材から調理法まで独自の食文化があり、おいしいものがたくさんあります。沖縄旅行の楽しみは、沖縄グルメという人も多いのではないでしょうか。そんなおいしい沖縄の味を、手軽に給食で提供したい! でも、沖縄そばの「麺」がなかなか手に入らないことがあります(沖縄そばの麺は、小麦粉100%にかん水を加えて作っています)。
おいしい沖縄料理を、なんとか手軽に作りたいと考え、麺をうどんに置き換えた「ソーキうどん」を提供することにしました。
ソーキとは、スペアリブ(豚の骨付きバラ肉)のことです。スーパーでも売っていますし、精肉店で注文してもいいでしょう。
箸で崩せるほどよく煮たソーキは、子どもから大人まで人気の軟らかさです。ゴーヤやレモンの味わいも、あぶらの強いソーキとの相性を考えてあります。
さあ! 今日はおいしい沖縄アレンジレシピで旅行気分を味わってみましょう。
おいしいポイント1 ソーキの肉は、ゆでては水を捨てることを繰り返すことで、くさみやあぶらっぽさを飛ばします。
おいしいポイント2 ゴーヤは塩もみをしてから油でいためることで苦みを軽くします(中の白い部分をスプーンできれいにとるのも大切)。
おいしいポイント3 レモンを入れることでさわやかな香りと酸味をプラス。
[作り方]
(1) スペアリブを1リットル の水でゆでる。沸騰直前で火を止めて、お湯を捨てて、余計なあぶらを落とす。これを3回繰りかえす。3回目のゆで汁700mlは捨てないで、別の鍋に移しておく。
(2) 鍋に水300mlと肉、調味料を入れて、ネギの青い部分とショウガ(チューブ)、ゆで卵も入れて、クッキングシートで落としぶたをして強火で加熱、沸騰直前で弱火に落とし、そのまま20分煮る(20分で火は通るが、煮込み時間がより長いほど軟らかくなり、味も染み込む)
(3) レモンをスライスする。ホウレンソウは下ゆでしてからしぼってざく切り。
(4) ゴーヤは縦半分に切って中身の白い部分をスプーンでくりぬきスライス。さらにポリ袋に入れて塩もみする(出てきた水分は捨てる)。フライパンを強火で加熱、油を入れて、ゴーヤを1~2分いためる。(1)の豚肉のゆで汁700ml、うどんの汁用調味料を入れて、汁を作る。
(5) うどんをゆで、丼に盛り付ける、温めておいた(4)の汁をかけ、トッピングのレモン、ホウレンソウ、紅ショウガ、(2)のソーキ、半分にカットしたゆで卵を盛り付けて完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
ゴーヤとレモンのソーキうどん…箸で崩せるほど軟らかい豚肉が人気 - 読売新聞オンライン
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