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Saturday, December 17, 2022

脅威から“コロナ風邪”に なぜ? 市民がレモンに殺到|FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン

感染が急拡大する中国で今、目につくようになったのは、車の中で点滴処置を行う「ドライブスルー点滴」ともいえる光景。

北京市では、発熱外来を受診する人が、1週間で16倍に達するなど、医療機関はパンク状態。

ドライブスルーだけでなく、冬の寒空の下での青空点滴まで行われている。

人々は、防寒着を着込んではいるが、寒さによる体調の悪化も懸念される。

そして、根拠に乏しい情報に振り回される人々の姿も。

中国東部の江蘇省にある青果市場。
人々が、あるものが入った段ボールに向けて殺到している。

そのものとは、「レモン」。

きっかけは、ある病院の院長が、「コロナの軽微な症状には、レモンをお湯に浸して飲むといい」と発言したこと。

各地で買い占めが一気に進み、中国メディアによると、レモンの卸値が、1週間で2倍から3倍にはね上がったという。

別の市場では、奪い合いが起きて、段ボールが壊され、レモンがあたりに散乱するひと幕も。

そして、混乱が続く中国で今、ある専門家の発言が波紋を呼んでいる。

鍾南山氏「99%は1週間程度で回復できます。(オミクロン株感染について)肺炎になるのは極めて珍しい」

「オミクロン株感染の99%が、1週間で回復」と語る、鍾南山氏。

政府のコロナ専門家チームのトップを務める人物で、日本の政府分科会・尾身茂会長のような人物。

鍾氏は、これまで国営メディアなどを通じ、コロナの脅威を伝えてきた。

しかし、ここに来て、「現在の感染は、“コロナ風邪”のようなものだ」と発言する姿が取り上げられるようになった。

この見解が一転したかのように見える状況に、中国国内のSNSでは「ウソをつくな」、「このじいさんはもう表に出るな、晩節を汚している」などと、怒りの声も上がっている。

上海に本社を置く日系の物流企業でも、影響が広がっているという。

上海丸協運輸有限公司・田中秋広さん「北京の方は、倉庫の現場を中心に約20人ほど雇用して運営しているが、(トータルで)そのうちの19名が感染しておりまして、まさかここまで急激に身近で感染が広まる、拡大するとは、ちょっと想定以上の印象を受けました」

「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」へ。

急激な政策変更による混乱が解消される見通しは立っていない。

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